家計簿は必要ない?家計簿の必要性とは?一人暮らしでも必要?
家計管理で鉄板と言えば、家計簿ですよね?
めんどくさそうだし、出来れば家計簿なんてつけたくないと思っている方も多いでしょう。
世間的にも、家計簿がいる・いらないというのは賛否があります。
そこで、今回は家計簿ぼ必要性について紹介していきたいと思います。
家計簿は必要ない?
家計簿なんて必要ない!イラネッ(゚Д゚=)ノ⌒□
上の絵文字が言っているように、お金を貯めた人で家計簿なんていらないと言っている方も大勢います。
私としては家計改善のために家計簿は役立つと思っています。
その反面、家計簿が必要ない人もいるとも思っています。
それは、WNC発想という考え方が身に付いている人です。
家計簿は必要ない人とWNC発想?
WNC発想
W:お金が貯まらない人は、「欲しいもの(WANT)」にお金を使う。
N:お金が貯まる人は、「必要なもの(NEED)」にお金を使う。
C:お金が増える人は、「変化を起こすもの(CHANGE)」にお金を使う。引用元:家計簿をつける人がナゼか貧乏になる不思議|Allabout
この考え方は、お金は「使うバランスやタイミングが大切ですよ」ってことを伝えてくれています。
正直、イメージし辛いと思いますので、一つ例を紹介していきます。
WNC発想の例
【ストーリー1】
車は思っていたより安く買えそうで100万円、バイクは100万円でなんとか予算内に収まります。
さて、あなたならどうしますか?
WNC発想の考え方だと答えは次のようになります。
「欲しいもの(WANT)」にお金を使う人は、両方購入。
「必要なもの(NEED)」にお金を使う人は、必要な車のみ購入。
さて、どちらがお金が残っているでしょうか?
明らかに「必要なもの(NEED)」にお金を使う人ですよね?
このように「必要なもの(NEED)」にお金を使う人は、お金を使うバランスに優れています。
では、次に変化を起こすもの(CHANGE)」にお金を使う人です。
【ストーリー2】
バイクで旅をしたり、バイク仲間をつくったり、バイクをいじったりと、妄想は膨らんでばかり。
バイクを持つことで、価値観や見識を広げることが出来て、良い息抜きが出来れば、今まで以上に仕事にも打ち込めそう!
バイクがあれば、今の自分から良い方向へ変えることが出来そう!
CHANGE!! \( ̄^ ̄)/
欲しいと思っていたものにも、よーく考えてみると、しっかりと理由があることもあります。
逆にただなんとなく欲しい程度なら、それは買うべきものではありません。
そして、その場で盛り上がった気持ちで買うと、「イメージと違った」みたいなことも多々あります。
妄想が膨らんでどんな用途にバイクが使いたいかも具体的に決まっているので、良いバイク選びが出来そうです。
「変化を起こすもの(CHANGE)」にお金を使う人は、お金を使うタイミングをに優れています。
誰かにプレゼン出来るくらいに理由が述べられれば、それは自分の世界に変化を起こすものであるかもしれません。
このWNC発想が身に付いている方は、身の丈にあった生活や充実した生活を出来る考え方を持っているため、家計簿を絶対に必要とはしないでしょう。
家計簿の必要性とは?
WNC発想で見た通り「お金が貯まらない」人は、欲しいものにお金を使っています。
結局、「欲しいもの(WANT)」にお金を使う人は、必要なものにもお金を使わないといけないのでより多くお金を使っている計算になります。
しかし、WNC発想というのは、簡単なようで身に付けるのは中々難しいと思います。
私もかつて「欲しいもの(WANT)」にお金を使う人でした。
【環境】
地方都市、夫婦2人暮らし、収入23万
【固定費】
項目 | 費用 |
住宅費 | 45,000円 |
公共料金 | 20,000円 |
通信費 | 20,000円 |
保険料 | 20,000円 |
マイカー維持費 | 30,000円 |
ローン | 20,000円 |
【変動費】
項目 | 費用 |
食費 | 30,000円 |
生活雑貨費 | 10,000円 |
交際費 | 20,000円 |
合計 | 215,000円 |
収支 | +15,000円 |
よっしゃ!15,000円プラスやぁ!
||| \( ̄▽ ̄ )/ |||ワーイ
私)靴底に穴が・・・・
妻)スーツをクリーニングに
友)今度結婚するんだ☆
エ)ガゴゴゴ・・ギギ
\( ̄▽ ̄ ;)/
世の中甘くないですよね。
上記とは別に仕事に使うスーツや靴の消耗品のクリーニング代に買い換え、結婚式があればご祝儀、エアコンが壊れれば修理などなどその他多数。
社会人はお金を使う行事が盛りだくさんです。
妻が色々と節約をしてくれていたので収支も少しお金が余る程度になっていましたが、はっきり言って150,00円って一瞬で儚く消し飛びます。
お小遣いも0円だし、別に贅沢しているワケでもないのに・・・なぜにお金が貯まらないんだと思って、とある年末に年間収支を精査しました。
特に固定費に注目して、無駄を探していき、稼働率が月に1~2回程度しかないマイカーを無駄だと判断し売却しました。
近くの交通網は整っており、買い物も出来るのにも拘わらず、“みんな持ってるし病”で必要だと思い込んでいただけでした。
これを機に、一気に30,000円の節約をすることが出来ました。
小さい一歩でしたが、この30,000円が人生の転機になったと今でも思っています。
WNC発想が身に付いていなかった私は、家計簿を付けてお金の出入りを実感することで、WNC発想に似たような考え方に至りました。
収支を見て無駄遣いと分かった上で無駄遣いを続ける人は、稀有だと思います。
無駄だと分ければ無駄遣いを減らし、必要なところにお金を増やすでしょう。
このように、私は家計簿を付ける目的は、WNC発想に似たような感覚を得るためだと考えています。
そして、家計簿の良いところは、文字として記録してあるため家計の状況を家族で共有出来るところです。
家族がいる場合、家計改善をするためには、自分以外の家族の協力が必要になりますよね?
家族一丸となることで、効果も上がりますし、継続も出来ます。
家族一丸となるためには考え方を共有して意思統一をするためにも、家計簿は役立つと思います。
一人暮らしでも家計簿は必要?
家計簿が意思共有のために必要だとすれば、WNC発想の感覚さえあれば一人暮らしの人には必要はないのでしょうか?
私はWNC発想の感覚さえあれば、家計簿が絶対に必要だとは思いません。
しかし、一人暮らしだと誰にも干渉されず一人でお金を管理しているので、お金を使ってしまいやすい環境にありますよね。
余程意志が強ければ問題ないと思いますが、この環境に惑わされてWNC発想の感覚がブレてしまうと意味はありません。
その感覚がブレた時に無駄遣いしてしまうと、他の全ての時間が無駄になります。
部屋ってキレイ保っていても、一度散らかしたりすると、さらに散らかるまでが早いですよね。
あれと同じで、積みあげたものに綻びが出れば、瓦解するのもとても早い。
WNC発想の感覚を継続するためには、出来るだけ頭だけで考えるより家計簿を付けたり見たりして、視覚効果で自分の脳みそに言い聞かせるのも大切だと思います。
ただ、どちらにしても収支を把握しておくことは大切なので、年に1回くらいは収支決算をするのをオススメします。
まとめ
家計簿は必要ない?
- お金の使うバランスやタイミングの感覚を持った人は絶対必要ではない
家計簿の必要性とは?
- 家計状況を把握するため、金銭感覚を養うために必要
- 家計状況を共有するために必要
一人暮らしでも家計簿は必要?
- 全ての人ではないが、金銭感覚を維持するために必要
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