「流木って、売れるの?」
そんな素朴な疑問から、ちょっとした副収入を得る人が今、増えています!
自然の中で素材を見つけて、手作業で形にして、ネットで販売。まさに“ゼロからの副業”。
でも実は…「拾えば儲かる」ほど甘くない!
この記事では、流木副業の始め方から収益のリアルまで、全部まるっと解説していきます!
流木副業って稼げるの?自然素材で始めるお金の話

流木で副業を始める人が急増中!その理由とは?
理由はズバリ、「低コスト × 個性 × 需要の上昇」、この3拍子が揃っているからです。
まず注目すべきは、初期費用がほぼゼロという点。副業って、始めようと思ったときに道具や教材、在庫購入でお金がかかるケースが多いですよね。でも流木は、海や川で“無料で拾える資源”。つまり、金銭的なリスクが圧倒的に少ないんです。
次に、「自分らしさが出しやすい」というのも大きな魅力。流木って、一本一本形も色もバラバラ。同じものが存在しないからこそ、その人ならではの世界観やセンスがそのまま作品に反映されます。「個性」で勝負できるから、他のハンドメイド市場よりも差別化しやすいんです。
そして最近のトレンド。ナチュラル素材やサステナブルな生活に対する関心が高まり、木や自然素材を使ったインテリアや雑貨がじわじわ人気に。メルカリやminne、Etsyでも「#流木アート」「#海を感じる暮らし」なんてハッシュタグが急増中!この市場の波にのって、「流木=売れるかも」という実感を得た人が、こぞって参入しているんですね。
「え、そんなにみんなやってるの?」と驚くかもしれませんが、実際にSNSでは、週末に海岸で流木を拾って作品にし、毎月1万円〜3万円ほどの収入を得ている人の投稿が目立っています。
つまり、自然の中で素材を見つけ、それが人に喜ばれて、ちょっとしたお金にもなる。**「心にも財布にもやさしい副業」**として、今まさに注目されているのです。
流木の収集が無料でリスクが少ない
「まずはやってみたいけど、初期投資が怖い…」
そんな人にとって、流木副業の最大の魅力は、なんといっても素材が無料で手に入ること。
一般的な副業だと、道具や教材、商材の仕入れなどでスタート時点から数千〜数万円の出費が必要ですが、流木は“自然がくれる資源”。海岸や川辺を歩いていれば、漂着物として流れ着いた木々を自由に拾うことができます。
※ただし自治体によっては「持ち帰り可・不可」のルールがあるので、念のため確認を!
- 素材の仕入れコストがゼロ
→ 海や川で拾えるため、初期費用が一切かからない。 - 在庫ロスがほぼゼロ
→ 加工前の流木は腐らなければ長期保存が可能。在庫として保管しやすい。 - 必要な道具が最小限
→ 軍手、ノコギリ、やすり、ゴミ袋など、すべて100均でも揃う。 - 売り方の柔軟性
→ 加工品として販売するほか、素材として束で出品することも可能。
実際にメルカリでは、形の良い流木を3〜5本束ねた「素材セット」が1500円〜3000円で取引されている例も。
「売れるかどうか分からないからまず素材だけ出品してみよう」という軽いスタートもできるんです。
ナチュラル志向と相性がよく売れやすい
流木が売れる理由のひとつに、「ナチュラル」「オーガニック」「サステナブル」といった、今の暮らしの価値観にピタッとはまっているという点があります。
特に近年は、無印良品や北欧テイスト、カフェ風インテリアなど、「余白」や「自然な風合い」を大切にする暮らしが人気。その中で、人工物では出せない“味”や“ゆがみ”をもつ流木が、インテリア素材として注目されているのです。
- インテリアトレンドとの相性がいい
→ 自然素材を活かすライフスタイルの中で重宝される。 - 一点ものの素材
→ 同じ形の流木がないため、作品に“個性”と“ストーリー”を加えられる。 - エコ・サステナビリティに関心のある層に刺さる
→ 海をきれいにする+自然を活かす、という副次的メッセージも強みになる。
どこで拾う?いつ拾う?流木の入手ポイント

海岸・河川・山林などで拾える
流木が拾える場所は意外と多く、実際には水が流れるあらゆる自然環境が、流木の発生源になります。
- 海岸(砂浜・岩場)
→ 木肌がなめらかで見た目も美しい。インテリアに最適。 - 河川敷・ダム湖周辺
→ ゴツゴツした素材が多く、DIY・男前インテリアと好相性。 - 山間部の渓流・沢沿い
→ 個性的な形状の流木あり。湿気や虫食いリスクがあるため要処理。 - 注意点
→ 保護区域・私有地では採取NG。事前に自治体HPなどで確認する。
天候・潮流・時間帯がカギ
「流木を拾いに行ったけど、何もなかった…」という声も。
それは“タイミングの悪さ”が原因です。
- 台風・大雨の2〜3日後が狙い目
→ 増水で流された流木が岸に打ち上がっている可能性大。 - 干潮の時間帯が最適
→ 普段は水中にあるエリアまで歩けるので、埋もれた流木を見つけやすい。 - 朝早くがベストタイム
→ 人気スポットでは他の流木ハンターが来る前に行動を!
どんな商品が売れる?流木の活用アイデア集

メルカリで人気の「流木インテリア」
流木副業の中でもとくに人気なのが“インテリア系商品”。メルカリなどでは以下のようなアイテムが売れ筋です。
- 壁掛けハンガー
→ ドライフラワーなどを吊るすインテリア雑貨。相場 ¥2,000〜¥4,000。 - 照明・ランプベース
→ 間接照明として高単価販売が可能。¥5,000〜¥12,000。 - モビール・タペストリー
→ 軽くて簡単に加工でき、韓国インテリア・BOHOスタイルに好まれる。 - 購入者がチェックする点
→ 虫・カビ処理の有無、使用例の写真、サイズ・設置方法の詳細記載。
流木+レジンやライトで付加価値を上げる
「もっと映える商品にしたい」「単価を上げたい」という人におすすめなのが、異素材との組み合わせ。
- レジンと組み合わせる
→ 透明感・海感を演出。青レジン×貝殻×流木は“波の記憶”として人気。 - ライトと組み合わせる
→ 陰影が出てムード満点。LEDコードを流木に仕込むだけでもOK。 - 高く売れる理由
→ 見た目のインパクトが強く、手間がかかっている分「一点もの感」が強調される。
流木を売る方法!おすすめ販売先と注意点

「拾った流木、どうやって売ればいいの?」
ここを押さえておかないと、せっかくの素材や作品も“日の目を見ないまま在庫化”してしまいます。
流木副業では、**「どこで売るか」「どうやって届けるか」**が収益の鍵。実際に売れている主要な販路を見ていきましょう!
メルカリ・minne・Creemaなどの比較
- メルカリ
→ 圧倒的なユーザー数と即売性。素材・完成品どちらも売れる。
→ 気軽にスタートできるが、価格競争に巻き込まれやすい。 - minne(ミンネ)
→ ハンドメイド作品専門。インテリア系・装飾系に強みあり。
→ 写真の見せ方や世界観が重要。商品にストーリー性を求める傾向あり。 - Creema(クリーマ)
→ minneと同様、クリエイター寄り。やや価格帯高めでも購入されやすい。
→ 海外ユーザーの流入もあり、レジン×流木などの作品が人気。 - Etsy(エッツィ)
→ 海外向け販売にチャレンジしたい人向け。唯一性・アート性が評価される。
→ 送料・翻訳・販売ルールなど、事前に準備すべき要素は多い。
梱包やサイズ規制に注意しよう
流木は「形も重さもバラバラ」なので、梱包の工夫とサイズチェックは超重要ポイントです。
- 梱包用アイテムを用意する
→ 段ボール、プチプチ、麻紐、クラフト紙などで雰囲気よく丁寧に包む。 - 発送方法を事前に確認
→ 長尺の流木は「らくらくメルカリ便」のサイズオーバーになりやすい。
→ ゆうパックや宅急便など、発送オプションの確認が必要。 - 注意書きでトラブルを防ぐ
→ 「自然素材のため個体差があります」「汚れやキズがあることをご了承ください」といった説明文を入れると、トラブルを避けやすくなります。
出品時に意識したいポイント
- 写真の撮り方で売上が変わる
→ 背景はシンプルに。自然光で撮影し、用途が伝わる写真(例:壁に飾った状態など)を入れる。 - タイトル・説明文にキーワードを含める
→ 「ナチュラルインテリア」「サステナブル素材」「一点もの」など、検索されやすい単語を意識。 - 価格設定は“最初は低め”が◎
→ 売れる実績とレビューを貯めることで、徐々に価格を上げやすくなる。
つまり、拾って・加工して・売るだけじゃなく、「売り方」そのものも作品の一部。
どこに出すか、どう見せるかで、あなたの流木の価値は何倍にも変わるんです。
流木副業で失敗しないための心構えと工夫

いきなり大量に拾わない
「いっぱい拾えば儲かる!」と最初から袋いっぱいに詰め込むのは、実は大きな落とし穴。
副業として“続ける”ことを考えるなら、むしろ少量からのスタートが最適なんです。
- 保管場所に困る
→ 流木は意外とかさばる。虫が出たり、湿気やカビが発生することも。室内保管には限界がある。 - 処理・洗浄・乾燥が追いつかない
→ 拾った流木は「水洗い → 天日干し → 必要なら殺菌処理」が基本。量が多いと、手入れが雑になり品質が落ちる。 - 結局、売れずに放置されるパターンも
→ 販売経験がないうちは、どんな形やサイズが売れるか分からない。とりあえず拾ったものが“商品化しにくい”ケースも多い。 - おすすめは“売れてから追加で拾う”
→ 最初は5〜10本程度を選別して出品し、反応が良ければ追加で集める「需要に合わせた拾い方」が◎
つまり、「拾える=全部持って帰る」ではなく、“売れるものだけを選んで拾う”のがプロの目線。
在庫過多と部屋の木くず地獄を防ぐためにも、最初は“控えめスタート”を心がけましょう!
在庫管理・品質の見極めがカギ
流木副業を続けていく上で意外と重要なのが、「どの素材を残して、どれを手放すか」=在庫管理の目利き力です。
拾ったときは良さそうに見えても、乾燥後に「歪んだ」「割れた」「虫食いだらけだった」なんてことも…。
「売る前提で選び、管理する」意識がないと、素材が“ただの木くず”になってしまうこともあるんです。
見極めポイント①:形状とサイズ
- 用途が想像できる形を優先
→ まっすぐ・枝分かれ・S字など、“使える形”の方が需要が高い
→ 極端に太い・長いものは梱包コストがかさむので注意
見極めポイント②:状態(虫・カビ・腐食)
- 見た目が良くても、中がスカスカなこともある
→ 爪や工具で軽く叩いてみて、空洞音がしないか確認
→ 虫穴や黒ずみがあれば、その部分はカット or 廃棄
見極めポイント③:乾燥・保管方法
- しっかり乾燥させることで、品質も長持ち
→ 天日干しは2〜3日以上。風通しの良い場所で管理
→ 湿気の多い室内や床直置きは避ける
見極めポイント④:販売ローテーションを意識する
- 古くなった在庫は見直して、定期的に整理
→ 質の落ちたものは思い切って処分し、“売れる素材”を優先表示する
→ 季節やイベント(夏の海、冬の暖色系照明など)に合わせてピックアップ
この「見極め&管理」ができるようになると、“拾う目”が養われて副業の効率もぐんと上がります。
たくさん拾って、たくさん売るよりも──
「使えるものを選んで、使い切る」
そんなミニマル思考こそ、流木副業を長く続ける秘訣なんです。
最後に:流木副業で手に入る未来とその裏にあるリアル
流木を拾い、磨き、売る──
そんなシンプルな副業の中に、お金だけじゃない価値があることに、続けている人は気づいていきます。
「自然の中で気持ちをリセットできた」
「海を歩くことが習慣になって、心が整った」
「“趣味をお金にできる”って、思ってた以上に気持ちが軽くなる」
そんな声が、多くの副業実践者から上がっています。
流木副業で手に入る未来
- 自然とつながる生活スタイル
→ 週末に海や川へ。自然を楽しみながら素材を探す“暮らし”そのものが豊かになる。 - 自分のペースで働ける副収入
→ 1ヶ月に1万円でも、気持ちのゆとりが増える。「お金のために働くだけの生活」からの脱出。 - “好き”を仕事にした充実感
→ 拾った素材が人に喜ばれ、お金になる喜びは、数字以上の価値になる。
その裏にあるリアルな課題
でも、当然ながらバラ色ばかりではありません。
始めてみると、こんな現実にぶつかることも多いです。
- 最初は売れないことも多い
→ 売れるまでに数週間〜1ヶ月はかかることも。実績ゼロのうちは信用が得にくい。 - 加工に手間と時間がかかる
→ 洗って干して磨いて撮影して…「やること多いな」と感じる人も。 - 送料や手数料で利益が少ない場合も
→ メルカリ便などではサイズオーバーで送料が高くつくケースも。出品前の計測・確認が必須。 - 「儲かる」と思いすぎると挫折する
→ あくまで“コツコツ型の副業”。夢見すぎると、現実とのギャップでやめてしまう人もいる。
つまり、流木副業は──
夢はある。でも地に足のついた、現実的な視点も必要な副業なんです。
「自然とふれあいながら、自分の好きなペースで収入を得たい」
そんな人には、これ以上ないくらい心地いい働き方かもしれません。