「パートで働いてるけど、正直、それだけじゃ足りないんだよなあ…」
僕もね、30代で貯金ゼロ、家賃もギリギリ、コンビニの缶コーヒーすらちょっと考えちゃうくらいの時期があったんです。
でも、副業って聞くとちょっと怖い。
「会社にバレる?」「法律的に大丈夫?」「そもそも何から始めりゃいいの?」って、疑問だらけで。
今回はそんな、僕みたいな“今ちょっとしんどい人”に向けて、パートと副業のリアルを一緒に見ていこうって話です。
僕も迷った「パート×副業」の世界。結論から言うと、やってよかった

パートで副業って、正直「面倒そう」とか「バレたら終わりじゃん?」って思ってました。でも、実際にやってみたら、「あ、これ、アリかも」と思えたんです。大きな理由は、生活が少しだけ、ちゃんと回るようになったから。
僕が始めたのは在宅のライティング。最初は「文章なんて書けないよ」って思ってたんですが、テーマに沿って書くだけの案件もあって、意外とハードル低かったです。月に1万円でも副収入が入ってくると、精神的な余裕が全然違うんですよ。たとえば、急な出費があっても「どうしよう…」から「まあ、なんとかなる」に変わる感覚。これは大きい。
もちろん、不安もあったし、バレるんじゃないかってビクビクした時期もありました。でもね、副業がバレる原因ってほとんどが「住民税の通知」なんです。ここをしっかり理解すれば、そんなに怖くない。詳細は後で話します。
それから、「副業って、稼げないと意味ないでしょ?」ってよく言われます。けど、僕みたいに「少しでも生活に足しになるなら」って人にとっては、数万円の副収入だって十分価値があります。副業を始めるハードルを自分で高くしすぎないこと。これ、地味に大事です。
副業しても大丈夫?パートと副業の基本ルールを整理

副業を考えるとき、まず気になるのが「これって、そもそもやっていいの?」ってとこですよね。僕も最初、ここで一回止まりました。
で、結論から言うと——副業、できます。
ただし、いくつか注意するポイントがあるんです。
まず確認すべきは「労働契約」。パート先との雇用契約書に「副業禁止」の文言があるかどうか。これは会社ごとに違うので、ちゃんと確認を。明記されていない場合は、暗黙の了解で禁止ということもあるので、直属の上司に聞くのもアリです(怖いけど)。僕の知人は、「ちょっとお小遣い稼ぎで…」と正直に相談して、OKをもらってました。
次に大事なのが「勤務時間」と「労働時間の上限」。労働基準法では、週40時間を超えると時間外労働になるので、パート+副業でオーバーしないように調整が必要です。僕は週3のパート勤務(1日6時間)にして、副業は平日の夜と土日だけにしてました。これならセーフ。
さらに、「社会保険」と「扶養範囲」もチェック必須。年収が103万円を超えると、配偶者控除が受けられなくなったり、130万円を超えると社会保険に加入しなきゃいけなくなったりします。「副業でちょっと稼いだら、結果的に損した…」なんてこと、ほんとにあるので。
- 副業は基本的に可能
ただし、パート先の労働契約書を必ず確認。副業禁止条項がある場合は注意。 - 職場への事前相談が安全策
暗黙の了解で禁止されている場合もあるため、直属の上司に軽く相談するのもアリ。 - 労働時間の合計に注意
労働基準法では「週40時間」が上限。
パート+副業でオーバーしないように調整する必要がある。 - 扶養内で働く人は年収の壁に要注意
- 103万円超:配偶者控除が受けられなくなる可能性あり
- 130万円超:社会保険加入義務が発生する可能性あり - 「副業がバレる」主な原因は住民税通知
副業の収入にかかる住民税を「自分で納付(普通徴収)」にすれば、パート先にバレにくい。
まとめ
副業はできるが、「何がOKで、何がNGか」を事前に把握するのが必須。
最後に、「パートでも副業バレるの?」ってよく聞かれるんですけど、これは住民税の通知が鍵。副業で得た収入に関する住民税を「自分で納付(普通徴収)」にしておけば、パート先には通知がいきません。これ、後々めちゃくちゃ効いてきます。
つまり、副業自体はできる。でも、「どこまでならセーフか?」を自分の働き方や家族の状況に合わせて見極めること。これがスタートラインです。
「副業パートでも始めやすい!おすすめ副業7選」

副業って言うと、「結局、どれを選べばいいか分からない」ってなりがちですよね。僕もそうでした。だからこそ、まずは“パートと両立しやすい”副業から探すのがポイント。身体やメンタルにムリのない範囲でできる副業、ちゃんとあります。
在宅でできる副業(通勤不要)
- データ入力:未経験OK、時間の融通がききやすい
- ライティング:テーマに沿って文章を書く。ChatGPTで下書き補助も可
- アンケートモニター:スマホでもできる。1件数十円〜数百円
メリット:家でできる/スキマ時間活用/体力を使わない
デメリット:単価が低く、稼ぐには量が必要
外でできる副業(パート掛け持ち型)
- コンビニ夜勤:深夜手当込みで時給アップ
- 軽作業バイト:チラシ配り・倉庫作業など単発案件多め
- 短期イベントスタッフ:日払い・即金性高めの現場系
メリット:即金性がある/時給が比較的高い
デメリット:体力的にきつい/スケジュール調整が必要
僕が狙った「週3パート+副業3万円」のライン
- パートで月6〜8万円、副業で月2〜3万円を目安に設計
- 例)平日午前:パート/夜と休日:在宅副業 or 軽作業バイト
- 成功談:ライティング(タスク系)で月2万円安定
- 失敗談:転売系の教材購入→元手回収できず…
教訓:最初から「稼ごう」と気負わず、“ちょっと足す”感覚で始めるのが継続のコツ
「副業バレ」しないためにやった3つの工夫

副業を始めたいけど、一番怖いのは「バレたらどうしよう」ってこと。僕も最初は、パート先にバレて気まずくなるのが怖くて、正直めちゃくちゃ慎重になってました。
でも、調べてみたら“バレる理由”って結構限られてるんですよ。だから、そこだけ押さえればだいぶ安心できます。
確定申告と住民税通知を分ける方法
副業がパート先にバレる最大の原因は、住民税の通知です。副業収入を申告したとき、何もしないとその分の住民税がパート先に加算されて「え?この人、そんなに稼いでた?」ってなる。
これを避けるには、「住民税は自分で納付(=普通徴収)」にチェックを入れるだけ。確定申告書類の該当欄にマークしておけばOKです。僕もそれで、在宅副業してたことは一切バレませんでした。
バレやすい副業と、バレにくい副業の違い
もうひとつ大事なのが、「何の副業を選ぶか」です。実は、外でのバイトや店舗勤務って、給与支払報告書が市町村に出されるから、パート先と紐付けされる可能性があるんですよ。
逆に、**在宅ライター・クラウドワークス系・スキル販売系(ココナラなど)**は、個人事業扱いになることが多く、給与として処理されないためバレにくいです。僕がライティングを選んだのも、そういう理由がありました。
配偶者・職場・友人にどう伝えるか問題
「誰にも言わない」が一番安全ですが、それも疲れますよね。僕は途中で、「まあ別に違法なことしてるわけじゃないし…」と思って、配偶者には正直に話しました。
意外にも、「それなら生活が少し楽になるかもね」と理解を示してくれて、精神的にラクになりました。
職場の人には言ってませんが、「やましいことしてない」という感覚があるだけで、行動に余裕が出るのは本当です。
パート×副業で目指せる未来、避けたい未来

副業って、「ちょっと収入増えるだけでしょ?」と思われがちなんですが……いやいや、それ、心の持ちようがめちゃくちゃ変わるんですよ。僕のようにパートでギリギリの生活してる人にとっては、ほんの数万円でも景色が違って見えてきます。
月3万円の副業収入がくれた“心の余白”
僕の場合、月に3万円の副収入ができたことで、「毎月ギリギリ」だった生活が、「ちょっとだけ余裕がある」状態に変わりました。これ、めちゃくちゃ大きいんです。
たとえば、突然の病院代や子どもの文房具代。「あ、そこに財布の底があるんで…」ってビクビクしなくて済む。この“ビクビクしない感じ”、お金の金額以上に心を支えてくれるんですよね。
「副業しても、そんなに稼げないでしょ?」って声もあるけど、逆に言えば**“そこまで稼がなくてもいい”**。精神的なゆとりが一番大事。ほんとに。
副業が原因で「後悔」しないために
一方で、副業を甘く見るとちょっと危ない面もあります。たとえば、時間をムリに詰め込みすぎて、本業のパートに影響が出る。僕も一時期、深夜に副業やりすぎて、パート中に集中力が切れてミス連発したことがあります。
あと、ネット上にあふれる「簡単に稼げる!」系の情報。たいてい初期費用が高い/仕組みが不透明/長く続けられないの三拍子。
僕は3万円払って「SNSマーケの塾」に入ったんですが、途中で投げ出して、教材が押し入れで眠ってます。痛かった。ほんとに。
副業は、「生活をよくするため」にやるもの。心も体も削ってまでやるものじゃない。ここだけはブレちゃダメだなって、しみじみ思ってます。
まとめ:「今の自分にできる副業」から試せばOK
副業って、なんかこう、「ちゃんとやらなきゃ」「結果出さなきゃ」って気負いがちだけど……僕は思うんですよ。
「ちょっとやってみる」くらいで、ぜんぜんいいじゃんって。
僕も最初は、お金が足りない焦りから「副業で人生変えなきゃ」みたいに思ってたけど、結果としてうまくいったのは、無理なく、ちょっとずつ始めたときでした。
パートを続けながら、「1日30分、1回500円でも稼げたら上等」くらいの感覚で。
副業って、“余裕を生む”手段であって、“自分を追い込む”ためのものじゃないんです。そこだけは、ほんと忘れないでほしいなと。
「自分にできる副業、今はこれかも?」って思ったら、まずはそこから試してみてください。
最初は少しの足しでも、その“少し”が、今の自分にとってはけっこう大事なものだったりしますから。