本って、ふとしたタイミングで読みたくなるんですよね。
新刊の告知がSNSで流れてきたり、あの人が紹介してた本、ちょっと読んでみようかな…とか。
で、ここで問題なのが、「あれ、図書カードって楽天ブックスで使えるんだっけ?」っていう話。
僕もそうだったんですけど、もらった図書カードをスマートに使いたいのに、案外そこらへんの情報って、見つからなかったりしますよね。
「コンビニで本売ってないし、もう楽天で買うか」ってなるけど、その前に「図書カード、いけんの?」ってなる。
ちょっと不安になって調べ始めた人、多分、僕と同じで“少しめんどくさがり”か“ちゃんとしたい人”か、どっちかだと思います。あるいは両方。
ということで今回は、「図書カードは楽天ブックスで使えるの?」という、どストレートな疑問に、
僕なりにちゃんと調べて、やってみて、感じたことも含めてお届けします。
楽天ブックスで図書カードは使える?結論と対応状況

結論から言うと、「使えます」。ただし条件あり。
はい、いきなり結論からいきます。
楽天ブックスで図書カード、使えます。 でも、すべての図書カードが使えるわけじゃないんですよ。
対応しているのは、いわゆる「図書カードNEXT」というタイプ。
名前の通り、ちょっと“未来感”を意識したシリーズで、ざっくり言うとカードの裏にPINコードが付いてるタイプです。
昔の紙の図書券とか、磁気式の「図書カード(無印)」みたいなやつ、ありますよね?
あれらは楽天ブックスでは使えません。リアルの書店に限定されてるケースが多いです。
僕も以前、家に眠ってた古い図書券を持って「いけるんじゃない?」って淡い期待したんですが、まあ、現実は甘くなかったですね。
図書カードNEXTってそもそも何?
ここでちょっとだけ説明を。
図書カードNEXTっていうのは、2016年から発行されてる新しいタイプの図書カードで、使い方は「裏面のPINコードをオンライン入力して使う」スタイル。
セブンやローソンなんかのギフトカードコーナーでも見かけるようになってきたし、贈り物でもよく使われてます。
使える場所は【リアル書店】【一部オンライン書店(楽天含む)】と広がってきてるけど、すべてのネットショップで対応してるわけじゃない。
だから、「楽天ブックスが対応してる」っていうのは、実はちょっとありがたい話なんですよ。
実際に使うには、どの画面で入力するの?
この話は次のセクションで詳しく書きますけど、ざっくり言えば、楽天ブックスの支払い画面で「図書カードNEXTを使う」っていう専用の項目があります。
でもまあ、最初は分かりにくいです。
「え、どこで入力すんの?」って一瞬迷うのは、僕だけじゃないはず。
その辺の“ひっかかりポイント”も、ちゃんと次で解説していきますね。
図書カードNEXTを楽天ブックスで使う手順

楽天会員でなくても使える?……いや、使えません
これはちょっと意外だったんですけど、楽天ブックスで図書カードを使うには、楽天会員である必要があります。
つまり、「ゲスト購入」とか「ログインせずに買い物完了」はできないってことですね。
楽天って、あらゆるサービスが「会員前提」で動いてるから、これはまぁ、しょうがないといえばしょうがない。
でもちょっと「え〜、登録めんどい」って思っちゃう気持ち、僕も分かります。
ただ、楽天会員になっておくと、ポイントも貯まるし、あとで注文履歴も確認できるし、実は地味に便利だったりします。
登録にそこまで時間もかからないので、ここは“必要経費”として受け入れておくのがいいかもですね。
支払い画面での図書カード入力方法:見つけにくいけど、あります
さて、楽天会員でログインしたら、いつものように本をカートに入れて、「購入手続き」へ進みます。
で、問題はここ。図書カードNEXTの入力欄がちょっと奥まった場所にあるんですよ。

楽天ブックスの支払い画面、ざっくり下にスクロールしていくと、「クレジットカード」や「代金引換」などの支払い方法が並んでいます。
その中に、「図書カードNEXTで支払う」っていうリンク状のテキストがあります。
これ、ボタンじゃないんです。普通の青字リンクみたいなやつ。だから、最初気づかない。僕は2回スクロールし直しました。
このリンクをクリックすると、別ウィンドウ(またはポップアップ)で「図書カード番号」と「PINコード」を入力する画面が出てきます。
ここに正しく入力すれば、残高が表示されて、その金額分が購入代金から差し引かれます。
ちなみに、不足分は楽天ポイントやクレカなどで補えるので、図書カードだけじゃ足りない場合も安心です。
楽天ブックスで図書カードを使う際の注意点

図書カードで買えるもの/買えないもの
ここがちょっとややこしいポイントなんですけど、図書カードNEXTで買える商品と、そうでない商品があるんですよ。
「えっ、本買うんじゃないの?」って思うじゃないですか。僕も思ってました。
楽天ブックスって、本だけじゃなくて、CD・DVD・ゲームソフトなんかも扱ってるんですが、図書カードで買えるのは「書籍・雑誌」のみです。
つまり、たとえばこんな感じです:
- 小説・コミック・ビジネス書 → 買える
- 雑誌・写真集 → 買える
- CD・Blu-ray・DVD → 買えない
- ゲームソフト・グッズ → 買えない
- 電子書籍(楽天Kobo)・ダウンロード版商品
「図書」カード、ですからね……名前に嘘はついてない。
でも、楽天の画面にはそのあたりの説明が小さく書いてあるだけだったりして、「買えないって知らなかった」って人、多そうです。
キャンセル・返品時の取り扱いに注意
もう一つ、地味だけど大事な注意点が、キャンセルや返品になったときの処理。
楽天ブックスで図書カードを使って購入したあと、万が一キャンセルや返品になった場合、返金は「図書カードNEXT残高に戻る」形になります。
これ、「図書カードに戻るのはありがたいな」って思う人もいれば、「楽天ポイントとか現金じゃダメ?」ってなる人もいると思うんですけど、
基本は支払いに使った手段ごとに戻る感じですね。
ただ、返金反映までに少し時間がかかることもあるので、「あれ、戻ってない?」って焦る前に、少し待ってみるのが吉です。
(僕は3日後くらいにちゃんと戻ってました)
有効期限やPINコードの確認も忘れずに
図書カードNEXTって、地味に有効期限があるんですよ。
基本的には、発行日から10年間有効なんですが、これが意外と見落とされがち。
特に、贈り物でもらったり、昔のやつを引き出しから見つけたときなんか、
「え、まだ使える?」って一瞬止まること、あると思います。
それから、PINコードの削りすぎ注意問題も。
図書カードNEXTの裏に銀色のスクラッチ部分があって、そこを削るとPINが出てくるんですけど、
力を入れすぎると数字が消えかけるという悲劇が…(僕、やりました)
削るときは硬貨じゃなくて、プラスチックのカードの角とかで、そ〜っと。
あれ、意外とデリケートです。
図書カードが楽天ブックスで使えない場合の対処法

よくあるエラーと原因一覧:焦らなくて大丈夫
「ちゃんと入力したはずなのに、なんで使えないの?」
これ、僕も一度やらかしました。焦るけど、だいたい原因はシンプルです。
以下、よくある“あるある”原因をまとめてみました:
- PINコードが間違ってる/読みにくい
→ “3”と“8”とか、“0”と“O”が間違えやすい。削った部分がかすれて読めないこともあるので注意。 - 使えない商品をカートに入れてる
→ 書籍以外(CD・DVD・グッズ等)を混ぜてると、図書カードは選べなくなります。 - 図書カードNEXT以外を使おうとしている
→ 古い磁気カードや紙の図書券は楽天ブックス非対応。もうこれは割り切るしかない。 - 有効期限が切れている
→ 10年有効とはいえ、年月日をチェックしないままだと“あれ…?”ってなります。 - 楽天IDにログインしていない
→ ゲスト購入だと図書カード使用欄が出てきません。必ずログインしましょう。
こうやって見ると、「あ、自分だけじゃなかったんだな」って気持ちになります。
大丈夫、けっこうみんな引っかかってます。
サポートセンターに問い合わせる前にできること
もちろん、どうしても解決しないときは楽天ブックスのカスタマーサービスに連絡すればOKなんですが、
その前にやれることがいくつかあります。
- 図書カードNEXTの公式サイトで残高と有効期限を確認
→ https://www.toshocard.com/
ここで「カード番号」「PINコード」を入力すれば、今の残高がすぐ分かります。 - 別のブラウザや端末で試す
→ なぜかスマホでうまくいかなかったけど、PCだと問題なかった…なんてこともあります。
キャッシュの影響や表示崩れもあるので、切り替えてみるのはアリです。 - 商品を一旦カートから外して、書籍だけにしてみる
→ 特に「ジャンル違い商品」が混ざってると、図書カードの入力欄自体が表示されません。
なんというか、こういうのって、「これが正解です!」って感じじゃなくて、小さな原因が重なってることが多いんですよね。
だから、まずは落ち着いて、ひとつずつ確認していくのがいちばんの近道だと思います。
【まとめ】楽天ブックスで図書カードを正しく使おう
図書カードって、ちょっとアナログなようでいて、使い方が分かればちゃんと現代のオンライン書店でも活きてくるんですよね。
楽天ブックスでは、図書カードNEXT(PINコード付きの新型カード)に限って利用可能です。
書籍や雑誌の購入にはしっかり使えるし、足りない分は楽天ポイントやクレジットカードで補えるので、
「もらった図書カード、どうしようかな…」と迷っていた人にとっては、わりとありがたい存在だったりします。
ただし、CDやDVD、ゲームといった“図書じゃないもの”は対象外だったり、PINコード入力がちょっと分かりづらかったりと、
使いこなすには少しだけ“クセ”があるのも事実。
でもまあ、クセがある分、ちゃんと調べて使えたときのちょっとした達成感もあるというか(笑)、
「おっ、うまくいったぞ」ってなる瞬間があるんですよね。
もし、今あなたの引き出しに眠っている図書カードNEXTがあるなら、
それ、楽天ブックスでサクッと使ってみるの、ちょっと気分いいかもしれません。