アンケートモニターをやめた理由と、やめるか迷ったときの視点

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「アンケートモニター、これ続けてて意味あるのかな…?」

そんなことを考えはじめたのは、たぶん深夜1時。眠れずにスマホをいじって、気づいたら10問くらい答えてた日。
報酬は、合計で12ポイント。…あれ?これ、たぶん駄菓子すら買えないやつだな。

いやもちろん、最初はちょっとワクワクしてたんですよ。「スキマ時間にお小遣い稼ぎ」とか「主婦にも人気!」みたいなワードにひっかかって。「これなら俺でもできるかもな」って。
でも、続けていくうちに気づくんです。あれ、これ…もしかして“やればやるほど疲れるやつ”じゃない?って。

僕自身、アンケートモニターを完全に否定したいわけじゃないし、合う人にはちゃんとメリットあると思ってるんです。
でも、「なんとなく続けてるけど、心のどこかでモヤモヤしてる」って人が、きっと僕だけじゃない気がして。この記事は、そんな“やめるかどうか迷ってる人”に向けて書いてみました。

今やめたら損する?もうちょっと続けるべき?やめたら何がある?──そのあたりを、僕なりの視点でひとつずつ見ていけたらと思ってます。

目次

アンケートモニター、やめたくなる理由とは?

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副業やお小遣い稼ぎのひとつとして始めやすいアンケートモニター。でも、始めてしばらくすると「これ、続ける意味ある?」ってなる瞬間、ありますよね。
僕もその「しばらくやった人」の一人です。最初は面白かったけど、気づけばスマホの画面見ながら「うーん、これ誰の得なんだろ?」ってつぶやいてました。ここでは、そんな“やめたくなる理由”を、ちゃんと見てみようと思います。


時間単価があまりにも低すぎる現実

正直なところ、時給換算したら泣けてくるんです。

僕が最初に「これは…無理かも」って思ったのが、30分かけて答えたアンケートの謝礼が“8円”だった時でした。しかもそれ、ポイント。換金には手数料がかかって、結局5円くらいの価値しかないっていう。
時給で言えば…15円?ティッシュ配ってたほうがいいレベル。

もちろん、「ちょっとしたスキマ時間に」っていうメリットはあるんですけど、その“ちょっとした”が1日30分でも1ヶ月で15時間。で、報酬が300円とかだったら、もう…あれですね、缶コーヒー5本分の時間が…。

それに、僕みたいに「せっかくやるならたくさん答えたい」って思うと、案外スキマ時間じゃ終わらない。真面目に取り組もうとすればするほど、見合わなさがジワジワ来るんですよね。


報酬のハードルが高く換金までが遠い

で、さらにやっかいなのが、「貯めたポイントを換金するまでの距離が長い」ってこと。

例えば、300円分から換金できます〜みたいなサイトでも、1回のアンケートで3ポイント(=3円)しか入らなかったりする。
100回以上答えて、ようやく換金できるとか…ちょっとしたRPGのレベル上げですよね。でも、こっちはスライム倒してないのにMPだけ減っていく感じ。

それと、気づいたらポイントに有効期限がついてて、「あっ、失効しました〜」って通知が来ると、もう心の中で「ドラクエのセーブデータ消えた」ぐらいのダメージがあります。
僕は一度、200ポイントくらい無効になって、その瞬間そっとブラウザ閉じました…。


プライバシーや個人情報提供への不安

あと意外と見落としがちなのが、「これ、どこまで情報抜かれてるんだろう?」っていうモヤモヤ。

最初の登録で名前、年齢、性別、住所、家族構成…まあまあの個人情報を渡すわけですよ。で、アンケートの中でも、「あなたの世帯年収は?」「家のローンは?」「最近買った家電は?」とか、けっこう突っ込んでくる。

もちろん、匿名で使われるとは言われてるけど、「これってどこで使われてるんだろ…?」って思うと、なんかこう、ちょっとだけソワソワするんですよね。
特に最近は個人情報の扱いも話題になるし、慎重になって損はないと思います。

実際に「やめた人」が語るリアルな声

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アンケートモニターって、始めるハードルは低いけど、「やめ時」がちょっと分かりづらいんですよね。僕もそうだったんですけど、「本当にこれ意味あるのかな…」ってモヤモヤしながら続けてる期間が、いちばん長かったかもしれません。
ここでは、実際に“やめた人”のリアルな声や、やめるまでの気持ちの変化を一緒に見てみましょう。


モチベーションが続かない心理的理由

「うーん、やらなきゃ損ってほどじゃないけど、やって得とも言えない…」っていう、あの“微妙なライン”が、意外と一番キツいんですよね。

僕がまさにそうだったんですけど、最初は「お、3ポイントゲット!」ってちょっとした達成感があったのに、気づけばスマホ開いてアンケートを無言でこなしてるだけ。まるで心を失ったウォーキングデッドですよ。

報酬が小さいってのもあるけど、たぶん“自分が何のためにやってるのか分からなくなる”のが一番しんどい。
お金のため?暇つぶし?習慣?──たぶん全部ちょっとずつ。でも、どれも「これだ!」って決め手にならないから、じわじわとやる気が削られていく。

続けてるうちに、“期待”じゃなくて“惰性”が支配してくる感じ。あれはなかなか曲者です。


案件数や質の低下による離脱

もう一つよく聞くのが、「最初はいっぱい来てたのに、だんだん案件が減ってきた」って話。

僕も登録して1週間くらいは、「え、今日だけで10件来てる!やば!」みたいな感じだったんですけど、2ヶ月後には1日1件くればいいほう。しかも内容が「あなたは牛乳を飲みますか?」みたいな、どう反応しても3ポイントしかもらえないやつ…。

たぶん、属性に合わなくなってきたり、一定数のアンケートに答え終わると“供給ストップ”みたいになるんでしょうけど、それってこっちからすると「やる気はあるのに仕事が来ないフリーランス」状態なんですよね。切ない。


「やめたあとにどうなったか」体験談

じゃあ実際、「やめたら後悔した?」って話なんですけど、僕自身は…正直、後悔してないです。

むしろ、「あの時間、なんだったんだろう?」ってちょっと笑えてくるくらい。
その時間で読書したり、ポイ活アプリ試したり、ラジオ聴きながらちょっと掃除したり。なんていうか、“同じ時間なのに心の動き方が違う”んですよね。

知り合いの主婦の方は、「やめてから料理に集中できるようになった」って言ってました。たかがアンケート、されどアンケート。
やめたあとって、時間だけじゃなくて、気持ちのスペースもちょっとだけ広がる気がします。

まだ続けるべき?やめ時を見極めるチェックポイント

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「いや、やめたくはあるけど、完全にゼロにしちゃうのも…なんか損した気分になるんだよな…」っていうの、分かります。
アンケートモニターって、明確な“やめどき”が提示されないから、自分で線引きしないといけない。でもそれって、意外と難しいんですよね。

ここでは、僕なりに感じた「続けるべきか・やめるべきか」の判断材料を整理してみます。


目的別に考える「続けるべき人/やめるべき人」

まず大前提として、「何のためにやってるか?」があいまいだと、判断もブレがちです。

たとえば、「電車の待ち時間のヒマつぶしになるから」っていう人なら、正直あんまりやめる理由もないんですよ。3円だろうが0円だろうが、暇が埋まればOKって話なので。

でも、「ちょっとした副収入として家計の足しにしたい」とか「月5000円くらい稼ぎたい」とか、それなりの“成果”を求めてる人なら…いや、たぶん向いてないです。
ごめんなさい、言い方がきついけど、これは現実なので。アンケートモニターって、そもそも“頑張ったぶんだけ報われる”設計じゃないんですよね。

つまり、「目的が明確にあって、それがアンケートモニターと合っているかどうか」が、やめどきを見極める一番の軸になると思います。


収益データから見るやめる判断基準

じゃあ実際、「どのくらい稼げてたら続けてもいいの?」って話なんですけど、僕が勝手に決めてたラインは「1時間あたり100円以上」。

これ、めちゃくちゃ低く見えるかもしれないけど、アンケート界ではかなり頑張ってるほうです。でも実際は、時給換算すると50円もいかない日が多かったですね。
そうなると、やっぱり「この時間、他に使えたな…」って気持ちが強くなってくる。

家計簿アプリと連携して、「アンケートモニターに使った時間=○時間、得た報酬=○円」って出すようにしたら、グラフが絶望的すぎて…。
僕はそれを見て「もういいや…」ってなりました。

なので、もし月に1,000円未満しか稼げてないなら、いったんやめる判断をしても罪悪感ゼロです。


自分のライフスタイルと照らし合わせる

最後に、“時間”って、やっぱりお金と同じくらい価値があると思うんです。

僕は、1日30分アンケートに使ってた時間を、Podcast聴きながら皿洗いする時間に変えました。それだけで、ちょっとだけ気持ちの余裕ができたんですよね。
あと、目の奥の疲れが減った気もする。スマホ見続けなくて済むから。

「いまの自分にとって、何に時間を使うのが心地いいか?」
それを一回だけでも真剣に考えると、「あ、別にやめても大丈夫だな」ってスッと決断できるかもしれません。

やめたあとに選ばれている代替手段とは?

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「アンケートモニター、やめようかな…でも、じゃあその代わりに何するの?」
ってなりますよね。僕もそうでした。やめたくてやめたわけじゃなくて、「この時間を、もうちょっとマシな使い方に変えたい」っていう感覚に近かった。

ここでは、僕が実際にやってみたことや、身近で聞いた“代替手段”たちを紹介してみます。
正直、爆発的に稼げるものばかりじゃないです。でも、アンケートよりちょっと前向きになれる…そんな選択肢です。


ポイ活や他の副業アプリとの比較

まず手軽さでいえば、“ポイ活アプリ”がアンケートモニターと一番近いポジションにあると思います。
僕が試した中で、続けられたのは「歩数計連動アプリ」と「レシート送信系」のやつ。

歩くだけでポイントが貯まるやつとか、コンビニのレシートを撮影するだけで数円もらえるとか。
「え、これでいいの?」って最初は疑うけど、実際に数ヶ月続けてみると、アンケートより“苦痛が少ない”んですよね。
だって、体動かすついでだし、レシートはどうせ捨てるものだし。

もちろん、報酬はささやか。でも「自分の行動がムダじゃなかった」って思えるぶん、精神的にはこっちのほうが健康でした。


在宅でできるアンケート以外の収入法

もう少し本気で「副収入」を狙うなら、クラウドソーシングが選択肢に入ってきます。

僕も「ライティング案件ってどんな感じかな?」と思って、某クラウドサービスに登録してみたんですけど、最初はプロフィール入力だけで1時間くらいかかってしまいました(笑)
でも、そのあとちゃんと「簡単な文字起こし」みたいな案件にトライして、1000円くらい稼げたときは、「おぉ、やれば形になるんだな」とちょっと感動しました。

もちろんスキルが求められる世界ではあるけど、「向いてるかも」と思えたら、アンケートより確実に見返りは大きいです。

他にも、フリマアプリで不用品を売るとか、スキル販売系アプリでちょっとした相談に乗るとか、「在宅かつ無理しない」稼ぎ方は意外と多いんですよね。


おすすめの「効率的」副収入の始め方

じゃあ「どれからやればいいの?」っていうと、僕のおすすめは以下の3ステップです:

  1. まずは“ポイ活アプリ”でリズムを作る
     →気軽に始められて「何もしない時間」を埋めるにはちょうどいい。
  2. クラウドソーシングで単発案件を1つやってみる
     →どんな世界か触ってみる。得意分野が見つかるかもしれない。
  3. 「自分の得意」を棚卸しして、スキル販売へ広げる
     →文章、イラスト、アイデア、話し相手…案外何でも価値になる時代。

アンケートモニターって、「報酬の低さ」と「作業感」で気持ちが続かなくなるんですけど、それよりも「楽しかった」「またやりたい」って思えるものを選ぶほうが、たぶん長続きするんですよね。

【まとめ】やめるのは「悪」じゃない!今こそ見直しを

アンケートモニターって、手軽だし、始める理由はわりと明確なんですよ。「ちょっとでもお金になれば」とか「スキマ時間がもったいないから」とか。
でも、“やめる理由”って、はっきり言葉にしにくいことが多い。

僕も「なんとなく続けてたけど、なんとなくしんどい」って状態が長かったです。
でも、一回「もうやめてみるか」と思って踏み出したら、意外とスッと生活に馴染んだんですよね。後悔も、罪悪感もなかったです。

やめること=投げ出す、じゃない。
ただ、「自分の時間の使い方を、ちゃんと見直した」ってだけの話なんですよね。

缶コーヒー3本分の報酬より、ちょっと心がスッとする時間のほうが、たぶん今の自分には合ってたんだと思います。
だから、この記事をここまで読んでくれたあなたにも、無理に続けるより「いったん止まって考えてみる時間」を持ってもらえたらうれしいです。

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